昨日管理人からGoogleから葉書が届いたとの連絡がありました。これはGoogleの地点登録、すなわち、Google Map上で表示させ、検索可能とするためには、登録した住所に葉書が送付され、そこに記載されているコードを入力する必要があるということです。
そこで早速コードを入力してみると、見事に、Google Mapで検索可能となりました! 次回の現地滞在時には、わざとキックスタート!までナビをしてみたいと思います!!
本当にキックスタート!の立ち上げをやっていると、初めてのことが多く、本当に新鮮です。FBのビジネスサイトも然り、独自ドメイン取得のHP然りです。なお、現地に常にいないということもあり、主に私は基本方針の立案・広報関係(HPなど)を担当しています。
クラウドファンディングもその一環でもあります! これも初めての経験で、いろいろと学ぶことがありました(といっても現在進行形でありますが)。なお、終了まであと31日で、現在4名の方から10%のご支援をいただいております! 引き続き、何卒、よろしくお願い申し上げます!!
また改修作業の基本方針を示したうえで、管理人及び仕事人が適切かつ迅速に作業を進めていただいているのは本当にありがたいことです。
適宜管理人から、細かい事案が発生した場合の対処方針について判断を求められます。もちろん管理人の意見をお伺いすることもありますが、最終意思決定者は私のみで、それはある意味、資金と相談しながらにもなりますが、そうした制約を除いては、誰にも指示されないということは快感でもありますし、その反面の責任も感じます。
あと、今の改修作業の仕事人の代表とでもいうべき方と、現地で打ち合わせをしましたが、個人事業主は、必要に応じて、必要な案件のみにおいてチームを作り、それぞれの専門知識・技術を持ち寄って、一つの事業を完成させ、終われば解散、という仕事の仕方であることも理解できました。
単に「同じ会社だから」「同じ部署だから」「〇〇課長だから」という、組織前提の人間関係ではなく、あくまでも「タスク」中心であり、そしてそのタスク上の役割分担も非常に明確というところも、素晴らしいことです。
その意味で、専門知識・技術に基づいて、独立と協力の両輪で仕事を進めていく、最北の仕事人・個人事業主たちは、今後の日本社会における、本来の働き方になるのではないでしょうか。改修作業を行っていただいている仕事人たちは、それを示しているような気がします。
なお、日本で「中小企業」「零細企業」というと如何にもネガティブなイメージがあります。しかし、私の研究対象の豪州では、これらはスモール・ビジネス、ファミリー・ビジネスと呼ばれ、非常に肯定的に位置づけられています。今の首相も「Small business is the engine room of the Australian economy.」(スモールビジネスは豪州経済のエンジンルームだ)という趣旨の発言をしています。
(この点、今の政権与党の主要な支持基盤がスモール・ビジネスの経営者です。今週土曜日の18日に豪州議会総選挙があり、与党が逃げ切るか、労働党による政権交代が実現するか、どちらともいえない状況で、私も選挙結果を楽しみにしているところです。)
よく大学でいわれるのが、理系の教授は中小企業の社長、文系の教員(教授から助教まで)は個人事業主、ということです。どういうことかというと、理系の場合は教授を長として研究室を持っており、そこに部下の准教授、講師、助教、院生たちがいます。文系の場合は、基本的に研究は一人でやるので、個人事業主的なわけです。
私もこれまで研究を個人事業主的姿勢で行ってきました。ただ、「組織の一員」として大学行政に携わらなければならない分量が、近年増大しており、本来、準・個人事業主的な文系の大学教員の「サラリーマン化」が進んでいるのは、非常に嘆かわしいことです。
(余談ですが、一部の教員から、特に文系教員の準・個人事業主的立場を理解せず、不当な仕打ちを受けたことの恨みは忘れられないものがあります。大体こうした教員に限って、自分が専門家として確立していないがために、他の専門家に対して敬意を払うことができない場合が多々あります。)
今回、キックスタート!の立ち上げで、クラウドファンディングでご支援をお願いしている部分を除いては、すべて自己資金(今のところ特段補助金もいただいておりません)で行い、すべて自分の判断に委ねられる、真の意味での個人事業主となり、私自身も人間として成長できたような気がします。
「個人」といっても、孤立しているのではなく、むしろ他の「個人」に支えられつつ仕事をしていくということも、今の仕事人たちの仕事ぶりを見て、大いに学びました。
仕事人たちによる改修作業が終われば、キックスタート!は文字通り私の経営手腕に委ねられるところなります。オープンに向けて全力投球しますので、今後とも、よろしくお願い申し上げます!!
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