理想の空間作りを支援！　家具の名コンサルタント

世界で稚内が一番大好きな大学教員、アーサーこと浅川晃広です！　北海道稚内市で移住希望者向けのシェアハウス「キックスタート！」を経営しています。

昨日、エクスマ塾第９７期に参加するため、新宿経由で現地に向かったところ、大塚家具新宿店にお邪魔しました。その目的は店員の千田武英さんにお会いすること。実は千田さんとは５年ぐらいの付き合いなのです。この千田さん、家具の名コンサルタント、ともいうべき方なのです！

最初、名古屋栄ショールームを訪問した際のご担当で、そのご縁が今でも続いています。最初の訪問の目的は、今のマンションに引っ越したところ、テーブル、ソファー、ベッドを新たに購入するためでした。

何より圧倒されたのは千田さんのものすごい商品知識でした！

私も何かの専門家を自認しているところ、その「専門」を確立するのがどれだけ大変で、どれだけの時間と労力を必要とするかがわかっているつもりです。であるがゆえに他の専門家の方に対しても、相当の努力を経て、その知識を身につけられたことが想像でき、深い敬意を表したくなるのです。

さらに単に商品を商品として売るのではなく、マンションの図面も見せたうえで、家具を置いて「どういった空間にしたいのか」ということを丁寧に聞き取っていただき、そのコンセプトにあったものをご提案いただくということをしていただきました。いわばコンサル的なことをしていただいたのですね。

そうしたこちらの「趣旨」を十分にくみ取っていただいたうえで、圧倒的な商品知識を持って、各フロアを回りながら、それぞれの商品を実際に見て回りました。ソファでは座りましたし、ベッドにも寝てみました。そして何よりすごいのが千田さんの観察力で、あるソファーに座った際「一番うれしそうでしたね」と指摘いただいたことです。その家具の評価は、やはり表情に出るということでしょうか。

それ以降、千田さんのファンになってしまい、さまざまな家具をお願いしました。自宅マンションのカーテン、研究室の書棚とブラインド、そしてキックスタートの宗谷ラウンジの家具です。

実は一度いい家具を置くと、同じ部屋の他のあまりよくない家具が見劣りしてしまうのです。そして連鎖反応的に、他の家具もいいものにしたくなります。

研究室の例を挙げますと、まずは、座っていた椅子が壊れたので、革張りのいいものに入れ替えました。すると、スチールデスクが何とも無粋に見えてくる。で、木製の机を。となると、また鉄製のネズミ色のブラインドが、これもまた無粋に見えてくるので、木製のものに。なお、ブラインドに木製があるとは、大塚家具に行くまで知りませんでした。

さらには、鉄製の武骨な書棚が、これもまた無粋に思える。ということで、扉付きの木製のものに入れ替え……と次々に連鎖反応が発生しました（笑）結果として、研究室はかなり快適な空間になりました。確かに家具は毎日使うものですし、また、毎日視界の中に入って来るものなので、いいものにすると、それだけで気分が良くなる。家具に伴って作られる「空間」への投資のROI（投資のリターン）は相当高いといえるでしょう。

こうした経緯があったので、キックスタートの宗谷ラウンジの家具もお願いしました。「利用者の交流の場所にしたい」ということをお伝えすると、「テーブルは丸テーブルのほうが距離が縮まる。また４人掛けだが詰めれば６人までは行ける。しかしテーブルだけだと用事を済ませて自分の部屋に帰ってしまうので、ソファーを置いた方が、滞在時間が長くなり、結果として交流につながるのではないか」とご教示いただきました！

このことを前提に、選んだラウンジの家具ですが、まさに「ラウンジ」という名にふさわしい、高級感あふれるものになりました。キックスタートは多くの方にご見学いただいておりますが、特にラウンジについてはお褒めの言葉をいただくことが多いです。

また、結果としてラウンジに暗い部分がでたため、追加で電気スタンドをお願いしたところ、「部屋の壁紙が白ではないと、部屋が暗くなりがち」ということを前提で、ヤコブソンというブランドの電気スタンドをご提案いただきました。これもラウンジにぴったりのすばらしいものですね。

なお、今回は千田さんとキックスタートについて話をさせていただき、運営上の悩みについても聞いていただきました。そのうえで、キックスタートの広報についてすばらしいアイデアをいただきました！　次にいつ家具を買うかわかりませんが、引き続き、よろしくお願いいたします！！！